突然話しかけられ、ワケのわからんアンケートを受けた。
「今、聞いている曲を教えてください」
あたりを見回す。CDショップや家電、その手の類の店はない。
なんだ?
しかもこちらのipodを覗き込む。
うおっ、この積極性はなんだ?
聴いていたのは「dede mouse」だった。
そして再度の質問。
「これはいつ出たものですか?」
さあ、困った。
実はこれ、発売前の音源から録音したものだった。
CDには一応、発売日が書いてあったような気がするが、覚えていない。
万が一、まだだったらどうしよう。
いやどうしようもない。
正直に話してもいいのだけど、この妙な人だと、
いろいろなんか追及されそうで怖い。ものすごく。
なので。
「え、えっと、詳しくは知らないけど、最近だと…」
「今月ですか?」
「はい、多分」
「そうですか。ありがとうございました」
その人は退散した。
はあ~。なんだったんだ…。
家に戻って検索したら、無事発売されていた。
良かった。なんだか泣けてきた。
本当は更新履歴に載せようと思ったけど、いつになるかわらかないので。
先週、衝撃的なメールが届いた。
「私のお気に入り!!」の管理人、sallyさんから「5月末をメドに閉鎖します」という内容だった。
このサイトとsallyさんに出会ってなかったら、私はHPをやってなかったと思う。
ううん、やっていたかもしれない。
でもきっとこんなに充実した楽しいネット時間、人間関係は作れなかったと思う。
当時、閲覧者だった私は「絶対に自分がサイトを持つことなんかありえない」と思っていた。
もちろん話も書いてなかったし、大体文章は仕事だけで十分だと思ってた。
そんなとき、レンタルショップで「バイファム13」なるものを発見。
自分が子供時代に嵌ったものがリバイバルされていたのも驚いたが、
なによりも「こんなに好きだったのか」という自分の嵌りっぷりに仰天した。
さあ、こうなると猪突猛進な私、寝ても覚めても、いてもたってもいられない。
「吐き出したい!」が、吐き出し口がない。
リバイバル版が放送終了して約1年後という半端な時期だったこと、
商業的に成功しなかったことで、扱っているサイトはあまりなかった。
ブログもない昔、ようやっと探し当てたのが、このサイトとsallyさんだった。
彼女はメールはもちろん、思い余って初めての2次妄想まで送りつけた私に、
とても真摯に、丁寧に応えてくれた。
こんな姿勢が人をひきつけないわけはない。
13少年少女漂流記という「これを好きな人に悪い人はいない」を地でいく題材、
元ネタが古いだけにファンはいい大人、という2点があいまって、
サイトの雰囲気はいわゆるオタク系のノリとは無縁で、閲覧者は固定されたけど、
最初から「友達」で始まっていた。
ここで知り合った人は、次々と私のどうでもいい「ネット信条」を打ち壊してくれた。
「自分の素性は明かさない」と思ってたら、ある人が
「xx見たいですか?じゃあ送りますよ」
あまりに軽く、自然な一言にがつーんと来て、次の瞬間めちゃくちゃ嬉しくなった。
「でも郵便までだよな」と思ってたら、他の人たちが
「ね、あおっか」
…それでやったのが萌えとは全く関係ない、
「ユニバーサルスタジオツアー」。
北海道から男性の参加もあって、それはそれは面白かった。
当日これなかった人とも電話で話したり、皆がぐんと近く感じた1日だった。
以後、別ジャンルでも同じように友達ができた。
萌えを話すこともあるけど、大抵が日常話や悩みの相談、バカ話などで、
ようは普通の友達と変わらない。
「ネットでも親しい友達はできる」
しかも一杯。こんな日が来るなんて夢にも思わなかった。
全部はsallyさんから始まった。
本当にありがとう。そしてお疲れ様。
そろそろかな、と覚悟はしていた。これが2年ぐらい前だったら、
正直かなりショックだっただろう。
でも今は幸いなことにブログがあり、これは続けてくれる。
私にとって何より辛いことは、sallyさんと会えなくなることだから。
よりどころの1つだったサイトが無くなってしまうのはとても悲しい。
でも、まだまだこれからも友達として、ブログで会える。
そう思うと、それほど寂しくはない。
そして自分がsallyさんから貰った喜びを、私も誰かに伝えていけたらと思う。
出勤時間が重なった。
夫はカンペールの斜めがけトートを愛用している。
ファスナーが全開だったので、何気に覗いてみた。
見えたのは…。
「ペットボトル」「弁当」「おにぎりせんべい」「フルーツヨーグルト」
…毎日が遠足?