April 26, 2008

Ausdruck アウスドルック 青山店

OZモールのヘアプランで行ってきました。
このサイトには口コミやランキングがあります。
これまで行ってた店もozモールで見つけて、大変気に入って
約1年通いましたが、ちょっとした理由があって「浮気」。
しかし…後から口コミを見て、気がつきました。

「OZモールは都合のいい口コミしか掲載しない」

なので、正直な感想。

■行く前の(サイトが演出していた)イメージ
・ラグジュアリー、ゴージャス
・落ち着いた大人の空間。隠れ家。
・施術はとてもハイレベル。
・室内は大声で話す人がいなくてとても静か。
・4面しかセット台がない
・自分はする予定はないが、ヘッドスパの評価がとても高い。

■体験してみて
青山ベルコモンズの隣にあり、アクセスは抜群。
確かにこの立地で隠れ家っぽい場所にあります。
エレベーターホールを降りた瞬間、絨毯+目の前ドレープカーテン。
ん~確かにゴージャス。
しかし右を向いた瞬間。
「うっ!狭っ!」
サイトを飾っていた4面の大きな鏡が並ぶ店内の写真。
これは狭い空間を広く見せるためのトリックだったのね…。
いったん気がついてしまえば、かなり息苦しい。
「ラグジュアリー」という言葉に、天井の高さなど、スコーンとした開放感を求める私は、
段々閉塞感を感じて最後のほうは辛かったです。

また最初にアンケートがあって、生活のことなどを書き込むのですが、
カットの最中、オーナー氏は個人的質問を一切してこない。
この店はカット、パーマ(ロッド巻き)すべてを
オーナースタイリスト1人だけが行います。
どうやら会話が苦手で、髪を触ることだけに専念したいタイプの人のようです。
一種の職人。
だーけーどー。
職業とか、そういったことには一切触れてこない。
というか、会話自体がほとんどない。
それで本当に「お手入れのしやすい髪」「似合う髪」を提案できるのかな?
と大きな疑問。出来上がったヘアスタイルには満足しているのですが、
やっぱり首を傾げてしまいます。

とにかく。
「お洒落」で「ラグジュアリー」だけど「隠れ家」っぽくて「狭い」のは、
狙ってだか結果論だかわからないけど、ごく自然な流れだった様子。

この雰囲気がシャンプーで一転します。
カットルームとの仕切りを閉め「シャンプールーム」っぽくなるのですが、
前面窓で明るく解放されてます。スパ感覚満点。
(ひざ掛けがあるのでミニでも気にする必要なし)
このギャップが気持ちいいのです。
シャンプー台はシックでしかもフルフラット。
シャンプー自体もかなり丁寧に洗ってくれます。
AVEDAのようにアロママッサージがつくわけではないですが、
なんとも言えない微妙なタッチ。
シャンプーを担当した男性の手腕だと思うけど、
「朝洗ったからどこも痒くないよ?」と思っていたのに、
皮膚の奥のほうが優しく刺激され、終わるときには「もっと洗って欲しい」
そんな感じでした。
確かに、ここでヘッドスパを行ったらかなり気持ちいいでしょう。

至福のシャンプーが終わり、また狭いカットルームへ…。
スタッフは土曜の午後で、オーナー以外、男性1人、女性2人がアシスタント。
そこに最大お客が5人。
狭い中に9人もの人間がひしめけば、どれだけゴージャス感を装っても、
やっぱり息苦しいです。

肝心の技術は、5点満点で4から4+。
都内でそこそこの店を渡り歩いた人なら「合格」という感じです。
ozモールの口コミでは絶賛の嵐ですが、そんな感動に打ち震えるようなすごさはないと思います。
でも出来上がった髪型には満足してますし、がっかりというのはありません。

私のプランはカット+デジパー。
デジタルパーマはいろんな種類が出回っていて、しかもついに
進化系の「エアウエーブ」も試しました。
が…取れる。
前の店は立地、技術(ドライカット)など気に入っていたのですが、
どうしてもパーマが強くかからない。
それで、浮気です。

もともとデジパーを発明したのが資生堂。
資生堂はデジパーといわず「システムキュールと名乗って欲しい」と
ヘアサロンに圧力をかけています。
業務用ヘアサロンでは後発組の資生堂は、参入した際、
「資生堂だということを前面に出さなくてもいいです」と鷹揚な姿勢を見せて
シェアを拡大したのに、すっかり浸透して立場が強くなった今、
昔の低姿勢はどこへやらになってしまったようです。

とにかく。どうもこのシステムキュールが、一番持ちがいいようなのです。
この店はこれを採用しています。
ただシステムキュールの薬剤は、うーん…多分、一番強いのだと思います。
縮毛矯正剤とほぼ同じですから。
施術の前にトリートメント剤を2種ぐらい使うのは、
髪に優しいからではなく、髪を傷めるからです。
他のデジパーは使わない。だけど、かかりが弱い…。

前の前の店の担当さんは
「デジパーは俺的には『かかりきらないパーマ』」だといってました。
エアウエーブ(3Dウエーブ)はさらにかかりきません。
この機械も高級感を出そうと、メーカー側が卸すサロンを限定しました。
ですが、この恩恵を得られるのはおそらく猫毛の人です。
今までボリュームがでなかった人が、外人風の柔らかウエーブになります。
…私には無縁でした。

時間は3時間半。結構キツイです。
またマッサージはありますが、お飲み物サービスはありません。
雑誌のレベルは異常に低いです。
「会話もほとんどない静かな空間」って…。
女性誌をこうした場所でしか読まない私にとって、
雑誌は結構楽しみですが、それがつまらない上、
会話もできん、そして3時間半…苦行の場所じゃないんだから、
もっとリラックスムードを出したほうがいいのでは?
「静かな空間」を意図して出しているのだとしたら、ちょっと勘違い?
もう気負って髪を切る時代なんてとっくに終わっていると思うのです。
お洒落でラグジュアリーだからこそ、気楽に和やかに。
緊迫感を与えるなんてとんでもない。

値段は1万8000円弱。資生堂様システムのせいか、
サロンの方針か、高め。
もう一度行くか、前の店に戻るか、微妙なところです。

Posted by kim at 05:04 PM | Comments (0)

April 22, 2008

尻毛

昨日、尻毛という地名を訪れた。
「しりげ」ではなく「しっけ」と読む。
住人の方には申し訳ないが、欺瞞だと思う。
しっけだと、「尻毛プラス湿気」でダメージ2倍のような気がする。
ここはやっぱり
「どちらにお住まいですか」「しりげです」
と胸を張るぐらいの潔さが欲しいところだ。

ちなみに尻毛は、さらに「上尻毛」と「下尻毛」がある。
私「どちらかに住むとしたら、どっちがいい?」
夫も私も「上尻毛」だ。

私「じゃあ、尻毛と乳毛のどっちかに住まなきゃいけないとしたら?」
夫「乳毛」
私「尻毛」

私「じゃあ、尻毛と乳毛と鼻毛と脇毛だったら、住みたい順は?」
夫「乳毛>尻毛>鼻毛>脇毛」
私「尻毛>乳毛>鼻毛>脇毛」

乳毛と尻毛の違いは男女差だろうか。
というか、私はどうも結構尻毛が好きみたいだ。

Posted by kim at 07:27 PM | Comments (2)

April 19, 2008

テレビが欲しい

プライベートで全くと言っていいほどテレビを見ないのに、
久々に欲しいと思った。
来春にも発売されるという「新型」。
ネット経由で全ての番組が見られるというもので、
地デジはもちろん、将来的には海外放送も見られるマルチシステム。
もちろんスカパーやケーブルのオンディマンドも含まれる。
客をたらいまわしにし、簡単そうで実は面倒くさいスカパーなどの
システムを簡略化し、ディスカバリーチャンネルなどを見られるなら、
PCの検索とあわせて「自宅が図書館」状態が拡充される。
これは嬉しい。

当然、モニターとしてインターネットやゲームもできる。
本当に「お茶の間にPC」状態がやってくる。
年配の人に不可欠といえるテレビがある意味完璧にPC化すれば、
よくあるSF像…各戸に端末が設置され、中央のMPCとのリンクで
行政が行われる…ある種の管理国家に近づく。
これがいいかは別として。

ただ問題は、インターネット配信の方法がまちまちで、
規格統一せねばならないということ。
これまではNTTを中心とする通信会社IPSPが主流だった。
NTTは次世代ネットワークNGNを先月始めたばかりだが、
早くも第二NGNの中心としてネットワークテレビを据えている。

が。
ソニー、松下という家電二強は家電が中心となる規格「アクトビラ」を推奨する。
来春に出る新型薄テレビは、このアクトビラに対応したものになる。
家電VSNTTなのか。

対立構図なのだとしたら、私としては家電組に勝利してもらいたい。
激しい競争の歴史を持つ家電メーカーはなんだかんだといって、
ユーザーインタフェースを快適にしてくれる。
つまり「おばちゃん、おじいちゃんでも使いやすい」システムを
第一に考えるということ。

寡占に慣れてきたNTT、半分ヤクザが経営し勘違いの多いIT企業が
参入しかねない通信側には、とてもじゃないけど賛同できない。

とりあえず、地デジ対応テレビを買うのは来年以降にしよっと。
ギリギリまで粘るぞ。

Posted by kim at 07:13 AM | Comments (0)

April 14, 2008

JRでのトラブル

先週の金曜日、飛び乗ったJR内で揉め事が起こった。
満員の車内には私同様、数人が飛び込んだのだが、
20代OLと思しき女性が発車の勢いで後ろに倒れた。
車内には縦長の発砲スチロールを床においていたおじさんがいた。
足元にこれがある、ということは背後に寄りかかる人がいないということを指す。
支えのないおじさんは、彼女の重みに耐え切れず、
2人してしりもちをつく形で倒れた。
女の子は1人では立ち上がれない(ほぼ天井を向く形)だったため、
近くの人が腕を引っ張って助け起こしたが、この転倒により、
おじさんの発砲スチロールが割れ、水が溢れ出した。
中身はおそらく魚介類。釣りにいった帰りなのかもしれなかった。

ここで、おじさんが文句を言い始めた。
酔っ払っているのもあったが「ごめんなさいの一言も言わないなんて…」とネチネチ。
小さくではあったが、彼女は最初に謝っていたように思う。
声が小さいのは恥ずかしかったからで、仕方がないと私は思った。
だが、おじさんはしつこい。
満員電車の中では、移動もままならない。
女の子が泣いてしまうのではないか、とはらはらした矢先。
「パチン!」
なんと、おじさんが女の子の頬をひっぱたいたのだ。
しかも。
驚いたことに。
彼女は殴り返した。
さらに「ちゃんと謝ったでしょう!」と言い返したのだ。
あっぱれ!良くやった!

しかし、当然おじさんは頭に血が上る。
ヤバイ雰囲気になった時点で、別のおじさんが登場した。
「殴っちゃいかんだろう、殴っちゃ!」
確かにその通りだ。
この後「電車降りろ、やってやる!」のやり取りは行き過ぎだと思ったが、
とにかくこの第三の人物登場のスキに、奥にいた女性が彼女の腕を引っ張り、奥にかくまった。
酔っ払い男性の友人はひたすら手刀を切る形で謝っていたが、そんなもん謝ることにならん。
友達ならなぜ止めない。全力で。
結局その次の駅でそのおじさんたちは結構おとなしく降りてった。
タンカをきったおじさんは乗ったまま。

しかし、ここで別のちょっとした事件が起きた。
誰かが車内の異常を知らせるブザーを押したのだ。
背後で起きた事件だっただけに、私はつぶさにみていた。
絡んだおじさんは素面なら気が弱そうな人で、その分さほど緊迫感はなかったが、
かといって安心はできない。なにせバカが人をホームに突き落とす事件が
おきたばかりである。慎重に対処したほうがいいことは間違いない。
おじさんは降りたあとだったが、この警報でしばし電車はストップした。

駅長さんが飛んでくる。
「何かありましたか?」という問いに、
本人を含め数人の女性が説明する。私も少ししゃべった。
そうしたら、私の左となりにいた女性がこう言ったのだ。
「若干2名、急いでいるんで電車発車させてくれませんか?
大体こんなことぐらいでボタン押すなんて信じられない。チッ」

仰天した。こんなことぐらい…って。
事件が起きるわけないと思っているところで起きるから事件になるのに。
それにこれだけの人が使うのだから、何もなくスムーズに行くことが奇跡のようなものなのに。

この女性の口調があまりに荒かったので、まだぶつぶついうなら、ちょっと諌めようかと思った。
口をつぐんだので、私も何も言わなかった。

ただ…私は少し彼女に同情していた。

なぜか。
だってこんな言葉、言った直後はすっきりするかもしれないけど、
すぐ激しい後悔に襲われるに決まっている。
私だったら1週間は飯がまずい。

自分で自分を傷つけるなんて。
痛すぎる。

人から付けられた傷を癒すのは割りとたやすい。
考え方や見方を変えたり、反省することで自分でも癒せるし、
ほんのちょっとしたことで、簡単に浮上できたりする。
でも自分で自分を落とした場合、ダメージは深く、簡単なことでは癒えない。
なぜなら、それは自分への信頼感を失うことだから。
「また言うんじゃないか」「やるんじゃないか」
という自分への疑いは、一度起きたらそれこそ一生消えない。
そして同じことは、土壇場のときほど起き、さらに大きなダメージを負う。
傷はますます深くなり、自分で自分を嫌いになり、そして…。

自分のことを嫌になるような行為は、だから絶対にやってはいけないのに。

金曜日の夜。
内心、彼女と同じことを思った人は多かったのだろう。
私はといえば、電車の遅れは全然気にならなかった。
睡眠時間3時間で、翌日も夜中に起床することが分かっていても。
なぜなんだろう、と自問してはっとした。
この夜、私は好きな人と、美味しいものを思いっきり食べ、遊んだ後だった。
自覚はしてなかったけど、多分、すごく満たされていたから、平気だったのだと、
事件によって気づいた。

つまり、日が違えば、私も「チッ」と言った女性と同じ気持ちだったかもしれない。
たまたま、気分が良かっただけで。

電車が再び走りだすと、何人かが携帯メールを打ち出した。
到着が遅れることを知らせているのだろう。
車内はもう、何もなかったようになっていた。
遅れた時間は5分に満たなかったはず。
だけどその遅れが許せない人、知らせないとダメな人が一杯いる。
日が違えば、私だってそっち側だ。
それって…なんと殺伐としているのだろう。

ちなみに、万が一その車両に居合わせた男性が、
ここを読んでいるといけないので、記しておく。

あの車両に乗っていた「男性」と呼べる人は、止めに入ったおじさん、ただ1人だった。

Posted by kim at 02:18 PM | Comments (2)

April 04, 2008

母が消息不明になる

突然、1人暮らしの母への携帯が通じなくなった。
母に携帯を持たして以来、こんなことはない。
青ざめた。
心臓病と喘息という持病があり、異常とかとんちんかんを通り越して
「宇宙人か?」と思うほど、意味不明な行動を取る母だけに、
何が起こっても不思議はない。
実際、昨夏は酷暑の中、
「クーラー代がもったいない」「かけると体に障る」という理由から
クーラーの使用を限定し、電話をしたら様子がおかしかったので見に行ったら、
部屋の中央で汗まみれになってミイラのように倒れていた。

「暑くて眠れず、それで食欲不振になり、体力が落ちた」
ことで喘息っぽい(あくまでぽい、だ)発作がおき、
「私はもう死ぬ…」

それで即入院。入院しないと死ぬ、という主張だった。
普段の口癖はこれだ。
「お母さん、もういつ死んでもいいわ…」

母は点滴と冷房が効いた部屋でめきめき回復した。
しかも病院は改装中だったので新装開店バリバリの特別室に、
差額ベッド代なしで泊まれ、ゴージャス気分だった。

一方、休暇がとんだ(お盆だった)上の妹は怒り心頭。
この程度で入院された満床の病院は迷惑顔。
私の懐はかなり傷んだ。
姉妹は誓った。
「今年の夏は、どっか山の中へ旅行に行かせよう」

そんな母に連絡がつかない。
固定電話がなく、携帯だけのときの不安を思い知った。
携帯のメモリー機能も使えない人である。
メールなんぞしたこともない。
上の妹は近くに住むが、夫の車で行かねばならない。
まあいろいろあって、母親のことはすごく心配だが、
話をしていると5分で、全身疲労に襲われるので、あまり寄り付かない。
「でもさ…見に行ってよ」
「うん…」
文句を延々と言うが、心の中は心配で一杯なことが分かるので、
私も黙って聞く。でも、いずれにしろ、いくのは明日になる。

翌朝。
相変わらず連絡はつかない。焦る。妹がいけるのは夕方。
どうしよう。
職場から夫に電話する。夫は休みなので遠方だが今から行くという。
彼は自分の親と同じように私のこの母を扱ってくれる。
ありがたいことだ。
ありがたいが、待てない。
それに下手をしたら、夫は1人で「部屋の中央に横たわる死体」を発見することになる。
それはあまりにも、あまりにも申し訳ない。
どうしたらいいのか。考えた挙句、はっと気がついた。
「そうか、電報を打とう!」

仕事の合間に打った。
「携帯繋がらず 連絡くれ xxx(名前)」

新聞に「探し人」を載せる人の気持ちが少しわかったような気がした。
果たして。
電話は掛かってきた。
「ごめん、ごめん…知らないうちに画面が真っ暗になって」
電源の入れ方ぐらい覚えてください…。
夫は途中で引き返した。

生きた心地がしなかった2日間。
それにしても、使えるぜ、電報!

Posted by kim at 01:12 PM | Comments (2)