ある日突然、気がついたら舌の中央がつるっぱげになっていた。
舌のざらざらがなくなって、つるっつる。
たまげた。
いつからなったのか、急なのか、じわじわとなのか。
それも判らない。
気がついたのは舌苔を取っていて出血したからだった。
「うーん」
しかも大きい。
縦1センチ、横8ミリほどの楕円。
「舌がんだろうか…」
慌てて調べる。が、舌のがんというのは周辺部にできるもので、
舌の中央にできるものではあまりないらしい。
何よりも硬くない。痛みもない。
私が咄嗟に心配したのは、がんであるか否かよりも
「味がわからなくなったらどうしよう」ということだった。
食べるのは娯楽の一つだ。
自覚はないが、人に言わせると趣味として十分成り立つぐらい、
食べ歩きに対し執念を燃やしているように見えるらしい。
見えても見えなくても、とにかく食べる楽しみが減るのはいやだーー!
ということで病院にいった。
私のごく地元にはいい医者が少ないのだが、
この耳鼻咽喉科はJ大付属病院の先生がおり、割といい腕だと思う。
先生は指で舌をさわり、言った。
「あーこれね。ほっとけばいいわ」
あの…嫌なんですけど…ハゲ…。
しかしクスリも出してもらえず、挙句の果てに
「舌苔?僕なんか今まで一度も取ったことないよ~あっはっは…」
それでいいのか…。
あまりにつまらないので、喉が少し痛いというと、
クスリ吸引をさせられ、鼻からファイバースコープ入れられ、
それで2000円。いつも価格破壊病院に行っているので、
とっても釈然としない。2時間も待たされたし。
でも知らないうちに、ハゲはなおってた。
味も変わらなかった。
今から思うと、原因はその頃別の病院で出された抗生物質(錠剤)
を飲んだからではないかと思ってる。
ま、いいや。治ったから。
もはや女性のたしなみ?といえる永久脱毛。
昔、不思議だった。
「なんでエステの脱毛ってなくならないの?」
美容関係のトラブル、苦情でもっとも多いのがコレ。
ネット・口コミの普及で、以前に比べて格段に悪質な業者は減ったとはいえ、
今もエステは生き残っている。
でもある程度はわかった。
やっぱり、必要だからなのだ。
エステと医療機関では扱える機械や出力が違う。
医療用のほうが効果が高いが、レーザー類は当然専門知識がないとダメ。
私のケース
・最初にまずます高級エステ、次に医療機関、それから安いエステ
・もともと体毛は薄め
・場所は脇、Vライン、Iライン
割と高級なエステ
単独店。半額に惹かれてやった。脇で4000円ぐらい。
売りは「肌に優しい機械」。痛みが少なく、終了後のジェルも不必要。
「…ということは何か塗るのが普通なのか」と思った。
施術前後の冷却も必要なし。
今から思えば、エステ用フォトフェイシャル、つまり光脱毛の走りだったんだと思う。
医療機関、レーザー
これは麻酔をしたようなしなかったような…もううろ覚え。
皮膚科に併設されていた。
が。院長から「何かあった場合、皮膚科で徹底的にケアします」という説明は受けたものの、
施術するのは違う女性…本当に医師免許もっているのか疑問を感じる。
値段が半額だったが、初診料ということで確か5000円ぐらい別に取られた。
2回目以降はいらないといわれるが、2回目以降は施術料が上がる。
そのシステムに疑問。
効果も1番目とさほど変わらなかったので1度でやめる。
安いエステ
1回ごとの料金。脇で2000円ぐらい。
機械は普通で、施術前と施術後に冷たいタオルで冷やす。
(つまりヤケドの危険性がある)
少し毛穴が赤くなった部分はあったが、基本的にオッケー。
「痛いようなら」とジェルを貰ったが使わずじまい。
結果。
効果はほぼ変わらない。
痛みはどこもさほどない。輪ゴムをぱしっと当てられるような感じ?
3番目のエステでは普通、ショットするごとに「1.2.3」とか声を掛けて客に心の準備をさせるのだが、
私は「必要ないのでガンガン打ってください」と言って驚かれた。
まあV、Iゾーンではさすがに痛いときもあったけど、今どの程度か思い出せないのだから、
たいしたことはなかったんだと思う。
詰まり私はかなり脱毛の痛みに強いタイプらしかった。
施術している間いろいろ話すわけだけど、痛みへの耐性が本当に人によってバラバラだということが判った。
「本当は病院で受けたいけど、痛くて無理だった」人が、出力の弱いエステに流れてくる。
エステ生き残りの理由は、安さのほか、一番はこの「痛みへの耐性」ではないかと思う。
中には、エステの最弱出力でも「痛くて泣きながら受けた」とか「真っ赤になる」人もいる。
量が多くて、なおかつ痛みに弱い人は、それはそれは大変だと思う。
…やっぱり結局は、体を張って確かめるしかないのね。
ずっとずっとやってみたいと思ってた。
ってか、やらないかん。
会社の健康診断にはこれはない。
かといって自治体の無料健診には行く暇がない。
ということで、自費でトライ。
ただ超音波(エコー)でマンモグラフィではない。
わかった点
1、乳丸出しで触られるので、信頼できる先生にお願いすること。
また技術的にも判読に慣れている、熟練していること。
これに限らず、X線にしろ胃カメラにしろ症例を数多く見て
経験豊かな人でないと「見逃す」「機械によっては痛い」となる。
2、痛みはない。時間は10分掛からない。
3、両腕を上げるので、無駄毛の処理は的確に。
先生から教えられた点
1、検査で安全といえる期間は8ヶ月程度。つまり1年弱で検査を受けること。
2、確率でいえば17人に1人が罹患している。
3、触診は1か月に1度はすること。
4、生きるか死ぬかだったら1年に1回の検査でいい。しかし乳を残したいなら、
触診でマメにチェックする。
触診のポイント
1、痛いぐらい押すこと
2、指の先ではなく、腹で触れる。そのほうが良くわかる。
3、皮膚が張った状態で触れること。つまり胸の外周は腕を上げて、
胸の内側は逆に下ろして触る。
4、がんの形は人それぞれで、「これがそうだ」と言いきれるものはない。
それぞれ表現の仕方も違う、が、大雑把にいうと「パチンコ玉のようなしこり」
しかもがん細胞は滑らかではないため「表面がざらざらしたパチンコ玉」
検査した病院はここ数ヶ月お世話になっていて、先生への信頼もあった。
たまたま機械を導入したので診てもらったが、先生は過去、乳がんの集団検診を集中的に行っており、
「エコーではあるかないかはほぼ100%判る」と言っていた。
やってみた結果は、クリア。
ただ左右に「乳腺炎の傷跡がある」といわれた。
「ここ痛くない?」といわれて押されたけど、痛くない。
乳腺炎は、出産した人がなるものだと思ってた。
「所見には書かないレベル。ホクロが顔に3つあるからといってカルテに書かないのと同じ」と説明された。
ネットで乳腺炎を調べると、がんリスクに直結しているのでかなり不安になる。
やっぱり疑わしいときはきちんと検査を受けるに限る。
あと「巨乳の人は発見しにくい」らしい。
検査としては、
触診<エコー<マンモグラフィ<生検、となる。
ただマンモグラフィはかなり痛いといわれた。
さらに生検は、へたくそな人が採取すると、抜くときに周りの細胞を
ぐちゃぐちゃにしてしまい、それががんだとさらに広げてしまうという。
こわっ。
こうなってみると、やっぱり主治医は必要だなあ。
いざというときは紹介してもらえるという安心感がある。
そういう病院を作っておけば、いざというときのたらいまわし防止にもつながる。
事実、昨夏母が入院したが、その際最初ダイレクトに電話して断られた病院に、
主治医を通したらすんなり入れたことがあった。
にしても。
私がお世話になっている病院は、「病院の価格破壊に挑戦」という感じで、
都内の一等地にありながら、無駄な点数をつけないし、薬も院内処方なので、
すんごく安い。
このときも、検査と別の注射をして1500円ぐらいだった。
待ち時間も少ない。
だから他の病院にいくと、イライラする。
処方箋を持っていく製剤薬局は必ず薬指導料というのがプラスされている。
あれ、いらない。待ち時間も長い。
誰のためのシステムだ、と正直思う。