金曜夕方6時。
銀座の某デパート、女子トイレ。
個室は少ないけど、パウダールームは広く充実。
そこに居並ぶ彼女たち。
別に同伴出勤とかその手ではなく
(バブル崩壊後、めっきり減った)
普通のOL。学生。皆これから待つ男、もしくは女友達との夜に備え、
気合を込めて鏡を見る。
(場合によっては女同士のほうが気合が入る)。
混じる匂い。華やかな装い。
隣の存在をちらちらと気にしつつ、化粧を仕上げる。
テンションの高い空間を見て、わくわくしてしまった。
少しでも綺麗に見せたい。
こう、がんばってる女の子&女性を見るのは楽しい。
バイファムでSSが一本できそうな感じですね(笑)
年頃になった彼女達のデート前(同窓会かな)
念入りにする年長組。でもすっぴんに近いルチーナには
誰も適わなかった・・・とか(笑)
「よし、これで大丈夫」
クレアは最後にチークを入れて、満足げにうなずいた。
健康的な赤み。
これぞ若さの秘訣、そう勝手に思ってた。
そのクレアの上の階、ここにはカチュアとペンチ。
たまたまトイレで居合わせた2人はとりあえず褒めあった。が。
カチュアのポイントは綺麗な眉。
すぱっとシャープな前髪に合う。
(でもちょっとデキる女過ぎ…じゃないかな)
ペンチは眉間に皺を寄せ、なんども眉山を確認するカチュアを
「ちょっと怖い」と思った。
「うん?」
目が合った。
「あ、な、なんでもないの」
ペンチは目を反らす。慌ててリップを持った。
お気に入りのチューリップ・ピンク。鮮やかで可愛い色。
カチュアはその色を見てびびった。
(そんな能面みたいなファンデで、唇だけソレ!?)
よくあるお年寄りメーク。
(だめよ、カチュア。そんなこと思っちゃ。きっとペンチお気に入りの色なんだから)
「お、おかしいかな?」「ううん、よく似合ってる!」
…女っていうのは、これだから…。
そのまた上の階。
ここにはマキ。
ともすればケバくなりそうなマキはかなり控えめだった。
が。
「マキ?」「え…ど、ちら様ですか…?」
「はあ?何言ってんだよ?」
キョーレツな男言葉。
「まさか…シャロン?」
「なんでわかんねえんだよ、つめてーな」「ご、ごめん」
マキは度肝を抜かれた。
物凄い濃いメーク。しかし、それがあっている。
なんかめっさ美人。濃いけど。
それに。マキの視線は顔よりも胸に行っていた。
(あたしよりも…おっきい…)
あのつるんぺったんこが、何故こんな巨乳に?
そして全体像を見て。
バインバインのゴージャス系。
隣に並んでマキは顔をそらした。
(あ、あたし…なんか貧乏臭くない?)
そんなことはないのだが、比較対象が悪すぎる。
ナチュラルと貧乏の境目は…結構周囲に左右されたりする。
一方シャロンも横目でマキをちらちら。
(なんつーか、俺、やりすぎ?やっぱり?ぎょえー、まずった?)
とかなんとかいいつつも、9階のレストランへ集まって。
会えば結局、懐かしさが先にたつ。
お互いの姿格好、年なんてどーでもよくなってしまった。
ルチーナが登場するまでは。
この日、彼女たちは「にきび」と「吹き出物」の差をとことん思い知らされることになった。
きゃー、早速ありがとうvv
様子が目に浮かぶわ(笑)カチュアとペンチがありえるよ~。
見えない何かが二人の間に飛び散ってそう(^^;)
バリバリに頑張ってるシャロンも素敵。
皆勢ぞろいした時の男の子達の反応も想像するだけで
楽しいわv
たぶんどいつも自分の「彼女」しか目に入ってないんだろうけど(笑)
でもやっぱり最強はルチーナと言う事で
マルロはめろめろですな。
面白い!!
こんなところでshort Storyが読めるとは!!
得した気分だ~(*^^*)ありがとう!!