電車の中で久々に凛々しい中学生男子を見た。物凄く整った顔立ち。驚いた。
が、彼はこう呼ばれていた。
「うりぼう」
…は?聞き間違い?とか思ったが、どうもそうではないらしい。
別の男子はこう呼んだ。
「おい、しましまー、おせーぞ」
…間違いない。やっぱうりぼうだ。
一体何が彼の身に起こったのだろうか。
「実家でいのししを飼っていた」「身体測定のとき下着がしましまだった」
よくわからん…(わかるわけがない)。
でもそのうりぼう君は別にそう呼ばれても特に嫌そうでもなく、普通だった。
ので余計笑えた。
でもふと自分の中学時代を思い出して納得した。
子供は意味不明なあだ名をつけるということを。
中2のとき、クラスに「うきゅう」と呼ばれている子がいた。
「うきゅう」と呼ばれると、奴は「うるせえ!」と必ず怒鳴っていた。
しかしこの「うきゅう」は略語なのだ。
本当は「月面クレーター人間・アポロ13号」という。
なぜクレーター人間なのか?
耳の横に「三日月ハゲ」があったからだ。
それが「クレーター」。
そっから派生して「月面クレーター」だの「着陸船」だの…で、
なんでかしらんが「うきゅう」になった。
どこをどう経れば「月面…」が「うきゅう」になるのかわからんが、
みんな意味は知っていた。
このクラスには何人か特徴的なあだ名を持つ子がいて、
もう一人「真野」君という男子がいた。
彼はもう見るからに生気のない子で青白く、口数少なく、
あまりの存在感のなさゆえに逆に目立っている、そんな感じの子だった。
悪ガキばっかり集まってたこのクラスは、クラスの要注意人物?が
先生に当てられると掛け声が飛ぶ。
たとえばクラス1バカ(笑)のI君が立たされると、一斉に「ぴーんち!」の掛け声。
で、この真野君が立たされると…。
「あ~ヒマヒマヒマヒマ」「ひま~の!」
そう、彼は意味もなく「暇な奴」のレッテルを貼られてしまっていた。
これで真野君がびしっと問いに答えればかっこいいのだけど
「…わかりません…」と、また蚊の泣くような声でいうのだから、
喜んだ男子はいっせいに「あ~ひまひまひま…」と繰り返すのだった。
それでもI君はちょっと気にしていた。
あまりに真野君からのリアクションがないので、やりすぎなのかな…とか
思っていたみたいだった。
しかし。
このクラスには日直日誌というのがって、日直がその日にあったことや問題を書いて先生に提出する。
問題の真野君が日直になったとき。
彼はまた体そっくりのミミズがのたくったような文字でこう書いていた。
「今日もヒマだった」
それをみたときのI君の反応。
「すげえ、真野って自分でヒマってかいてやがる!」
よくわからんが、I君はその後ちょっぴり真野君を尊敬した様子だった。
といっても相変わらず「あ~ひまひまひま…」の掛け声がかかっていたんだけど。
…ということを思い出して。
うりぼう君のクラスもきっといじめには無縁に違いない。
なんだかそう思った。
あだ名・・・・
私も謎のニックネームを短大時代につけられました。
同級生の一人に「オジイサン」・・・・
正式に文字にすると「おGさん」です。
これがつけられたのは全くの謎で疑問に思い、由来を本人に問いただすと「わかんない」と言われました(笑)
私の本名には「G」の単語は付きません。
本当にわけがわからんかったのですが、卒業するまでずっとこれで呼ばれてました(汗)
もう一人の友人は「トム爺さん」でした・・・(汗)
こちらはアルファベットではないそうです。
思えば学生時代は彼女の不思議ワールドにどっぷりと浸っていたと思います(笑)
本当に教えて欲しい・・・意味を(爆笑)
短大時代…ですか…。
いいじゃないですか、2年間!
思えば私「小学生」から「大学卒業」まで、
1度としてまともな名で呼ばれたことがありません。
「そういうキャラだから」
それで済まされて終わるんですよね…ははは。