今日JRに乗った。
この路線は普通列車の場合、特急待ちをすることが間々ある。
その特急が中々時間通りに通過しない。
JRは距離が長い上、この時期上りの始発地点が雪害を受けることもあり、
その影響をモロに被るのだ。
だが、この路線はなぜか特急待ちを行うことをアナウンスしない。
多分、後から来る快速に抜かれることがないからだろう。
しかし私の前に座った4人家族のご主人は、そのことを全く知らなかったらしい。
特急の遅延により、乗っていた列車の発車も4分ほど遅れたため、
隣の車両にいる車掌に、乗り換えができるかどうかを聞きに言ったようだった。
「ようだった」というのは、彼の存在に気がついたのが、
物凄い騒音とともに、列車の連結部の扉を閉めたからだった。
同時に。
「乗り換え出来ませんって言いやがった。どうしてくれるんだ、4分も遅れて!」
という怒鳴り声を発した。
のどかな昼間の車内は一気にシーン。
気持ちはわかる。
私もこの路線に乗る場合は乗り換え必至で、結構タイトな場面も多い。
しかし繰り返し使って判ったが、慢性的に遅れがちな路線というものがあって、
これは、その一つだった。
最近では諦めの境地だ。
だが、彼は諦めきれなかった。
車掌も自分に責任がないと思っているせいか、ぞんざいな言い方をしたのかもしれない。
とにかく彼は、やり場のない怒りをコントロールできないらしく、
ずっと車内で大声で文句を言っている。
年のころ30代半ば。体もがっちりし、中々男前の立派な男性である。
でも、口から出てくる言葉たちは幼稚極まりない。
「なんで遅れるんだよ、間に合ったのに」
「絶対まにあわねえ」
「駅に着いたら、駅員に思いっきり文句いってやるからな」
これを延々、壊れたテープのように繰り返している。
奥さんは「もういいじゃない、言ってもしょうがないんだから。静かにして」と、
諌めるのも恥ずかしそうにいうが、ますます夫は逆上する。
こういうのが一番困る。
誰も注意できない。
誰の耳にも内容がわかるが、かといって騒音というほど大声でもない。
私に出来る抵抗といえば、ヘッドホンをつけることぐらいだった。
結局奥さんは寝ている3歳ぐらいの男の子を抱きかかえ、
ご主人は、ベビーカーごと抱えて、駅に着くやいなや飛び降りてった。
夫婦の様子を見て、本当に余計なことを想像してしまった。
奥さんはダンナさんがこういう人だって知ってて結婚したのだろうか、と。
もうなんというか、間に合っててくれればいいと願わずにいられなかった。
知ってか知らずか
それを選んだのは確かで
分かっていようが分かっていまいが
2人も子供をつくったのは事実で
お互い様なんだよね
やっぱり夫婦ってさ
・・・ふう切ないね
うん。
きっと彼女も慣れっこなんだろうな、と思いながら見ていた。
結婚ってさスタートだもん。
他人と肉親より深くなっていくって、
不思議だよね。
普段あんまし公共交通機関をつかわないヒトなのかもですね...
JRって、いのししやら何やらとの事故でよく遅れますし...!(東京のJRは地下だったらすみません)
私が奥さんだったらだんなさんに左ストレートなのですが、猟奇的な奥さんじゃなくてよかったです...けんかとかになるとめいわくなので、奥さんえらいです
うん、確かに奥さん偉かった。
でもなんかきっと、いいときにはすごくいい人、
になれるだんなさんじゃないかという気がした。
きっと間に合って、んで、電車の中で、
「いや、間に合ってほんとよかったわ」
と一転、上機嫌。
その姿に、許してしまう...と、
わけのわからん想像。
いや、よしかさんがいうように
「いつまでもうるさんじゃーー!」と
パンチが入ったら、それはそれで怖かった。
寝ていた子供も泣き出しただろう。
