とにかくポイント買い足しでメールを続けてみたが。
面倒臭くなってきた。
飽きてきたのだ。
大体、メールは来るものの「メールから始めませんか」というありきたりなものばかり。
そりゃそうだ。200文字で書けることなんて知れてる。
で、話をしようにも「時候の挨拶」ぐらいで終わってしまう。
なんかもう、どうでもよくなってきた。
もしここが直メを渡せるサイトだったら、かなり建設的だろう。
好みの相手をチョイス、で直メで話してみていまいちだったら、
またトライすればいい。
だけどそんなのは無理。出費だけが増えていくこのアコギな商法に
嫌気が差してきたのだ。いくら会社のお金とはいえ、いちいち振り込みに
いくのもアホらしい。
で、放置した。
■違法性は
ない、と思った。
まず、会社の場所、そして連絡先は明記してある。
ただ電話を試しにしてみたところ、呼び出し音は鳴るが誰もでない。
電話が置いてあるだけなんだろう。
ポイント制は高いだけで、不備はない。
何をすれば何ポイントか明記してあるし、
不明なポイント請求が来るわけでもない。
ギャンブルで負けが込んでいるときに熱くなり、さらに負けるような感じ。
ただひたすら、人の本能をダイレクトに刺激する上手いシステムということだ。
しかし。
よくよく考えてみたら。
200文字が少ないだの、高いだの、それは私が間違っていたような気がする。
つまりこれは
「即会い」(覚えた、この単語)のシステムなんだ。
1、2回メールして「じゃ、会いましょう」
住所のやり取りはできるんだろう。で、そこで連絡先を教えあうのもよし、
一足飛びに行動してしまうもよし。
じっくりお話なんて、あほらしくてやってられないということか。
つまりやっぱり、出会い系の最大目的はソレなのだ。
...あたりまえじゃん。
逆に少しでも恋愛気分を楽しみたい人は、フリーでしかもメアド交換OKの
サイトを選べばいいのだと思う。
調べた結果は「とても疲れた」。
システムやお金の振込みでいちいち出かけなくちゃいけないことなどに
イライラしたけど、一番の理由は。
「人の欲望温泉にどっぷり浸かった」からかな。
やっぱすごいよ、エロパワー。
ちなみに報告したら先輩は「そうかそうか」といって
ケーキセットをおごってくれた。全然疲労回復に足りん。
さて。
実はこの仕事には続きがあって「出会い系サイトを使った女性」
の生声を拾うことまでさせられた。
どうやって集めたかは、さすがに書けないのだけど、
それを聞いた感想と、攻略法など。
生々しい単語も出てくるかも知れないのでご注意を。
興味のある方は、下の追記からどうぞ。
<ここから追記>
メールをやってみてすぐに感じたのだけど、これは所謂、文章を使った「自己アピール」だ。
ネット上の転職とか職探しとかあるけど、出会い系サイトで高打率の人は、
こうした件でも成功率が高いと思われる。
だって顔も性格も分からない。人はボディランゲージから想像以上の情報を得て、
判断しているけど、ネットではそういった高次機能が使えない。2次元で判断するしかない。
となると。
「人は誰でも面食い、三高になる」
プロフィールがすごく大事になるということだ。
体型、年齢、身長、体重、ルックス。
これのうちどれか劣る人はやはり不利になる。
隠すのはよくない。隠す=自信がない、だとすぐ見破られる。
だけど、実際、文章アピール能力があれば、このハンディもかなりカバーできる。
つまり人と違った感じを出すということ。それができないと、
どんな丁寧な文章を書いても「その他大勢」に埋もれてしまう可能性がある。
・変わった名前にする(人目を引く)
・メールの内容にユーモアを混ぜる
この2点で多くの人は「あ、この人知性がありそうだな」と思う。
実はこの知性こそ、成功への最大ポイント。
誰だって「セックスだけがしたいだけの馬鹿」と会いたくも会話したくもない。
あと、これはメールをもらって分かったのだけど、
どこかに見本でも書いてあるのか?と思ったぐらい、似た表記があった。
それは男性がアピールポイントとして書いてくる表現で
「清潔感」「仕事柄、こざっぱりしています」「相手に不快を与える容姿ではない」
「年齢より若く見える」
などの表現。
特に清潔感という言葉は頻発する。
じゃあ、書かないほうがいいのか、というとそんなことはない。
清潔感無縁のサイトだから、やはり清潔感をアピールしない人よりは、した方がいい。
あと、上の表現の中で、一番嘘が多いのが「年齢より若く見られる」らしい。
「それはあんたの願望でしょ?」
といいたくなるケースが多いのだそうだ。
だから鵜呑みにはできないが、書いてこないよりは書いてある男性のほうが
絶対的に安心はできるとのことだった。
■男性はロマンチスト?
これは自分も思ったんだけど、意外にっていうか、本当にごく普通の人が一杯いる。
で、少ないメール情報で分かったんだけど、決して夫婦や恋人関係が上手くいってない
わけじゃない。でも1やはり問題があって、それがセックスに絡むことだと、
努力しても解決が難しかったりする。だからパートナーとの関係を壊さないために、
こうしたところで解消する、そんな感じの人を多く見受けた。
私が覗いたところが既婚者向けだったからかもしれない。もっと若い人対象の
サイトではガツガツしているのかもしれない。
とにかく、だからか知らないけど、意外に時間をかけようとするし、
なんというか、できれば擬似恋愛したいという雰囲気をすごく感じた。
「下心みえみえなのに、でもちょっと恋人同士」
セックスはしたい。でも自分にちょっと惚れて欲しい。
すんごい都合がいい男(女)の本音。
...なんか、話を聞いて「寂しい男性が多いんだな」って思った。
だからといって癒してあげたいとは全く思わないけど。
■こういう男は避けよ
数人から聴いて意見が一致した。それは
「セックス自慢の男」だそうだ。
自分のご自慢のテクニックを披露する。どうやってイかせたか話す。
付き合ってきた女性が大抵、喜んでくれたうんぬん...。
性は1人1人全く違う。1万人の相手に喜ばれても、1万1人目との相性がいいとは
絶対に限らない。むしろ自慢する男は「これでいいに違いない」
「これで絶対に感じるはず」と己の技量に酔いしれ、目の前の相手を見ない。
それで嵌ればいいけど、合うことはほとんどなく、
苦痛でしかない場合も多いのだそうだ。(またそういう男に限って、
いいだろとか聞いてきて、さらに興ざめになるという意見もいくつか聞いた)。
出会い系なんか使う場合、セックスが目的の多数を占めるので、
テクニック自慢、持ち物自慢はかなりのアピールポイントになる。
でもそれはハズレを引く博打、らしい。
あと、セックスが目的なら、
「どんなセックスがしたいか」を相手と話し合うことが重要だという。
普段満たされないからこんな場所を使うわけで、それで逆に不満が溜まったら
馬鹿馬鹿しいから、と言っていた。
出会い系サイトを使っている人(既婚者)のほとんどは、
罪悪感を感じていないっぽい。
理由は、家庭の事情で満たされない、もう、こうするしかない、っていう
諦めを感じるから。
最初はパートナーとの間で努力したけど無理だった。だったら...。
「仕方ないだろ」「仕方ないでしょ」という匂いがぷんぷんしてた。
もちろん純粋な刺激探求者もいる。
でも「足りないものを求める」点では同じ。
だとしたら、なんて出会い系ってお手軽なんだろう。
流行るわけだ、としみじみ思った。
