2007年4月アーカイブ

南米の後輩から泣きの電話が入った。
「荷物が届きませんでした...」
平静を装っているが、結構動揺している。
が、私の第一声はこうだった。
「PCは?仕事道具は手持ちにしたんでしょ?」
「はい」
「じゃ、良かった」
向こうはなんてひどい、と思っているだろうが紛れもない本音だった。

乗り継ぎ便はちゃんと同じエアラインにしたらしいが
「荷物が多すぎて詰めなかった」と日送りされたらしい。
他の国なら言い訳と思うけど、南米だったらありえる。

到着して直後に荷物が届かないと、かなりしんどい。
風呂ひとつ入れないし、翌日の着替えも困る。
(時差ぼけ解消など、生活のリズムを取り戻すのに入浴はいい手段)
切り替えの早い人ならさっさと服を買いにいったりするのだが、
土地勘もなければレンタカーもないときては、それも難しい。
だけど。
ここで「そうか、大変だったわね」などと声をかけちゃいかんのだ。
そんなことをいえば
「そうかオレは大変な目にあってるんだな」と思ってしまう。
これが新しいミス、トラブルを引き起こす。
海外で仕事するときは「何が何でも、無理な要求でもやるしかない」という
土壇場の、がけっぷちの気持ちで臨むしかない。
そうしないと安易にケガするし、下手をすると命を失う。
だから突き放したほうがいい。
「誰も助けてくれないんだ」と思うことがトラブルを遠ざける。

だいたい荷物未着なんてトラブルのうちに入らない。
交通事故(自分で起して誰かを死なす)や拳銃で撃たれるぐらいなら判る。
荷物全盗難の場合でも、むしろ「なんで取られたんだ、仕事できねーじゃないか」と怒鳴られる。
面と向かってはいわれないものの、内心では皆から「出来ない奴」「使えない奴」と思われてしまう。
自腹を何万と切ろうと、何事もなかったかのように仕事ができて1人前、みたいな感じだ。
ひどい会社だと思う。
海外出張にかける保険は、トラブルがあったときの事後処理用資金であり、
本人や遺族には全く支払われないし。

んでも入社したからにゃがんばるしかない。
最初の3年でゆるい仕事しかしてない奴は使い物にならない。
だから洗礼を浴びるのは悪いことばかりじゃない。
...でも、無事に帰ってきてね。

Posted by kim at April 23, 2007 12:26 PM
Comments

いかなる時も状況に甘えるな
頭を使え、工夫しろ!以上だ
また会おう!


・・・と宗介なら言いそうだ

Posted by: tyler at April 23, 2007 01:07 PM

いうね、絶対に!

1人だと自分が想像している以上に心細くなるんだよね。
とくに日程とかアポとか決まっているわけじゃなく、
現地で自分で予定たてて勝手に行動するから、
安心できるのはホテルの自室に戻っているときだけだなあとかよく思ったし。

あと私信。
ひょっとして、メールくれた?
出してないならOKです(一瞬、データが飛んだので)

Posted by: kim at April 23, 2007 02:17 PM

半魚人

| コメント(0)

昨日、電車に乗ったら反対側の座席に座った大学生の男の子が目を開けたまま寝ていた。
ハエがたかっていれば間違いなく死体と間違える。
私は真面目に「この子、心臓発作かなんかで死んでるんじゃ...」と思い、
胸元をじっと観察したら、浅く動いていたのでほっとした。
死体そっくりなのは、目を開けていて、しかも目玉が全く動かないから。
人間寝ていても夢を見ているときなどは目玉が動く。瞼の上からでも判る。
でも彼は何分も微動だにしない。
きっと、半魚人は夢をみないのだろう。

目を開けて寝ていること自体には驚かない。
猫はたまにそうだし、夫がそうやって寝ているのを見たことがある。
こんときは驚いた。だって新婚旅行だったから。

とにかく。
車内は割と空いていて、客席の半分が埋まるくらい。
もっとも終点が近かったので、立っている人もいた。
彼の両隣にも、1人分の座席を開けておばちゃんが座ったが、おばちゃんたちも気がついたらしい。
そして気になって仕方がない様子だ。
そりゃそうだ。私だってそうだもん。
おばちゃんたちは駅に止まるたびにホームの駅名を確認するフリをして
半魚の彼をチェックしている。
ついに終点に着く。彼を起こしたほうがいいのか。
もし本当に死んでいたらどうしよう。いや、呼吸はしているけど、脳内出血とかかもしれない。
電車がとまった。意を決したらしく、向かって右側のおばちゃんが「あの...」と手を伸ばす。
その瞬間、何の前触れもなく彼はいきなり瞼を全開にし立ち上がった。
手を伸ばしたおばちゃん、左のおばちゃん、そして私ら3人は5ミリほど飛び上がった。
「寝てるなら 寝てるといえよ 半魚人」
季語は魚。

Posted by kim at April 20, 2007 07:44 AM

バイキング、ビュッフェは大嫌いでした。
1、まずい
2、1と関連するけど、「適正な量」「盛り付け」が無くなるのでおいしさ大幅マイナス
だからです。
が、東京は質の高いビュッフェ花盛り。
「いろんな料理を気軽に食べたい」と思い、初めて積極的トライ。
いや挑戦といっている段階でどうかと思いますが。

行ったのはロイヤルパーク汐留タワー。平日なら大人1人2500円。
この手のビュッフェにしては安いです。
場所は24階のレストラン・ハーモニーでした。

最初にいい点を上げます。
家族連れには最高じゃないでしょうか。
特に小さな子供がいるけど「そこそこのフレンチを食べたい」人にはぴったりです。
しかもここは眺望がいいので、子供が景色に夢中になって意外にゆっくり食べてくれる。
姪も食べ飽きたあと、景色も見てて結構おとなしかった。
落ち着きのない子供と食事をするのには、かなり重宝します。
もちろん子供用の椅子をあてがってくれます。
しかも料金は小学生から。
子供連れが多い(乳児や幼児)のも納得しました。
90分1本勝負で、1時に入れ替え制の2部制でした。

料理は合格点です。一応何があるかを列記。
サラダが3~4種。
よくあるリゾートホテルのしなびたサラダバーとは違い、野菜がしゃっきり。
ドレッシングも3種ありました。
内装が高級感あり、座席数がさほど多くないこじんまりした空間なことから、
がっつく人は皆無。なので皆、美しく皿に盛ります。
つまりビュッフェにありがちな不潔感がないのが大きい。
ホールスタッフは十分おり、手早いです。

前菜も充実していました。
私はグリーンサラダにサーモン、本日のポタージュ(キャロットの冷製)、
カプレーゼ、豆類と小イカの前菜、カブのムース仕立てを食べました。
ちなみに前菜は全部ひとつひとつがタンブラーのようなグラスに入っており、
それなりに量はあります。小さめの茶碗蒸しぐらいのグラスです。

ここの売りはフォアグラ入りオムレツ。頼んでから、
目の前でふわふわトロリのオムレツを一個一個焼いてくれます。
あとはジャーマンポテトやパスタ(タラとブロッコリーのアーリオオーリオ)、
目鯛のトマトクリーム和え、野菜のドリア、エビのソテー、
柔らかポークの煮込みなどなど。
ほかグリーンミネストローネやカレーライス、パン類も豊富。
デザートはケーキが4、5種。
プリンとショートケーキを2回。ジェラートはメロンとブルーベリー。
しかしデザートの白眉はミルクアイスクリームにフランベしたイチゴソース、
です。アイスクリームといってもジェラートに近く、これがフランベした
イチゴと抜群の相性でした。
飲み物は紅茶、コーヒーの類。冷たい飲み物は有料になります。

CPはいいと思います。
ただ...やっぱり食べ過ぎました。あと、食べ放題ではあるけど、
「本当にコレが食べたかったわけではない」(何が出るか不明)ので、
それでおなか一杯というのが、とても変な感じ。
それさえ除けば、たまにはいいかな、と思いました。
夫は「もう少し料理の数が多ければ」との意見。

上げたものは全部食べました。
1日半分ぐらいのカロリー摂取じゃないかと。実はこれが一番怖い。

Posted by kim at April 4, 2007 11:36 AM

無謀だった

| コメント(0)

今日、夫が「東京ミッドタウンで昼食おう」といった。
「えーよ」と、私の仕事後待ち合わせることになったが、
アクセスをHPで確認して唸った。
「3月30日グランドオープンじゃん...」
まだ4日!まだ4日しかたってない!
TDRに行くために親が小学校を平気で休ませる土地柄だぞ?
人が少ないタイミングを狙って学校を休むのは「当然」だと思ってるんだぞ?
いくら平日でもヤバイんじゃないか。
そう思いつつ駅に着いたら電話が入った。
「列に並ぶ権利すら与えられなかった...」
やっぱり。

やむなくヒルズに鞍替えして、
ついでに本気で服が欲しいときに出向く店に寄る。
Tシャツ、ジーンズ、キャップのえらく若いおじさんがいるなと思ったら
「津川雅彦だ」(夫)。
「魚屋のおじさん」だと思ってました。
「あー、築地でセリが終わったんだ。なんか粋だなあ」
ごめんなさい。根本的に間違ってました。

Posted by kim at April 2, 2007 10:08 PM

花曇り

| コメント(0)

今日は全国的な花見日和でしょうか?
私はお誘いを断りました。
行けばよかったかな、と思ったけど、でもこんな日に1人でいるの嫌いじゃないです。
天気は晴れ時々曇り、もしくは曇り時々晴れ。
気温はなんと24度!
お布団干して幸せです。
窓を全開、空気も入れ替え、掃除して気持ちがいい。
今日はふかふかふーで寝るぞ!

時折薄く曇る、花曇り。
満開時にちょうど重なるなんて素敵です。
この気温が上がっての軽い曇りには大抵、湿気を帯びた空気が漂い、
それがなんともいえない匂いを運んでくる。
この匂いこそ、まさに春の匂い。
本当に春が来たんだ、と強く感じる。

お茶を飲みながら、窓の外を見る。この上ない幸福感を味わってる。


 

Posted by kim at April 1, 2007 12:29 PM

2008年12月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.22-ja