すでに死語かもしれない「アンニュイ」。
でもたまにそんな気分になったりする。
それは私の場合、ファミリーレストランで味わう。
その日、私は物思いにふけっていた。
疲れもあったのか珍しくコーヒーに砂糖を入れ、かき混ぜる。
「あっ!」
物思いにふけるあまり、私は手首のスナップを利かせすぎていたらしい。
ぎゅわんぎゅわんかき回している私の手首。
カップの中はアンドロメダ大星雲のように渦をまき、
コーヒーは半分ほど外に飛び散っていた。
「よかった、おかわり自由で」
でもそんときは、ほんとうにアンニュイな気分だったのだ。
それと同じことが昨日の夜10時過ぎに起こった。
私はまたファミレスにいた。
そこしか開いてなかったのだ。
なんという寂れた町だ。
仕事はまだ終わってなかった。家に戻ってからもしなくてはならない。
しかしおなかはぐうぐうとうるさかった。
数日不在だったため、食材もない。
だから入った。
なんとなく寂しく、むなしく、けだるい気分だった。
(そういう出来事があったのだ)
夕食にはステーキを頼んだ。
...今、ファミレスでステーキ?と馬鹿にしたでしょう?
それは間違っている!期間限定だからか、肉は柔らかいし、なかなかのできばえなのだ!
1500円ならオッケーだ!大体肉料理で焼き系は外で食べたほうが
なぜかうまいのだ!
ともかく。
これはソースが別に添えられている。
肉は鉄板に乗ってきた。昔ながらの木の枠に鉄板がはまっている、アレだ。
じゅうじゅういっている。やるな。○ニーズ。
その熱々の鉄板を見ながら、
それでも私の頭はこの日過ぎ去ったもろもろのことで埋まっていた。
「...」
無言で香味ソースをすくう。が。
「うわっ!」
何を考えたのか、私はソースを肉ではなく、
木の枠と鉄板の間の溝(指が入るように木がくりぬいてある)に
注ぎ込んだのだ。
熱々の鉄板の下に広がるソース。
「びちっ!ばちっ!」
はねるしぶき。小気味いい破裂音。
ああ、卓上花火大会。
「い、いかん!」
このままでは服に飛ぶ。私はナプキンでステーキを覆った。
「あの、お客様...どうかされましたか?」
うっ!
「すいません...香味ソース、もう少しください」
「はい」
よかった。
ソースもおかわり自由だった。
うっかりソースをこぼすのではなく
そんな隙間に注いでしまう師匠が好きです(はあと)
ヒルまもにお時間を使ってくださって感激しちょります。
あー、楽しみだよ~♪
どうしようもないほど、昔から
「隙間」がすきなんだよー。
気になるんだよー。
物は...期待しないでください。
本と、ごめん!
いやー、なんか聞くたびに思いますけど
kimさん天才ですよね。
きっと世界を救えそう(笑)。
お体お気をつけくださいね。
天才(決して天災ではない・・)kimさんは
人類の至宝です。
...ありがとう。
